この一覧の範囲と限界(Jグランツに載らない公募)

carbon-guide.comの補助金一覧は、Jグランツ(デジタル庁が運営する補助金の電子申請システム)が公開しているAPIから公募情報を取得して作っています。人が手作業で集めたものではないため更新は速い一方で、Jグランツに登録されていない公募は最初から入りません。このページは、この一覧がどこまでを見ていて、どこから先を見ていないのかを1か所にまとめたものです。最終確認日は2026年8月26日です。

何を、どの語で取っているか

取得しているのは、Jグランツの公開APIが返す公募情報です。当サイトはこれを保存し、受付期間が終わっていないものを受付中の補助金一覧に、受付期間が過ぎたものを過去の補助金(募集終了)に表示しています。分野別の集計ページは、この同じデータを分野ごとに絞り込んで数えたものです。

分野ごとの絞り込みは、公募の名称にあらかじめ決めた語が含まれているかどうかだけで判定しています。制度の中身を読んで分類しているわけではありません。このため、次の2方向のズレが構造的に起きます。

名称の語で絞り込むことによるズレ
拾えないもの/実質はその分野の設備更新を支援する制度でも、名称にその語が出てこなければ集計に入りません。たとえば「省エネ」だけで絞ると、環境省が「省CO2」の語で登録している設備更新の制度が落ちます
余分に入るもの/名称に語が含まれていれば、中身が違っても入ります。名称に「エネルギー使用合理化」を含みながら、中身は休廃止鉱山の鉱害防止である公募などがこれにあたります

どちらのズレも、語を足したり除いたりして減らすことはできますが、ゼロにはできません。各分野ページでは、実際に使った語と、その結果どれだけ余分に入ったかを、そのページの中に明記しています。

Jグランツに登録されていない公募があります

Jグランツへの掲載は各制度の執行団体の任意です。国の予算で動いている規模の大きい制度でも、執行団体が自前の公募ページだけで受け付け、Jグランツには登録しないことがあります。当サイトが2026年8月26日に各執行団体の公式ページで確認した実例が、次の2件です。

公募中でありながらJグランツで見つからない制度(2026年8月26日確認)
令和7年度補正予算 省エネ・非化石転換補助金(工場・事業場型/設備単位型)
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が執行。3次公募の公募期間は2026年8月20日から2026年9月28日17時必着で、工場・事業場の設備更新を対象とする、この分野の中心にある制度です。Jグランツの公開APIを「省エネ・非化石転換」「工場・事業場型」「設備単位型」「環境共創イニシアチブ」で検索しても、この制度の登録は見あたりません(SII 公募情報(工場・事業場型・3次公募)/同(設備単位型・3次公募))
令和8年度脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業)
一般社団法人環境技術普及促進協会が執行。①ペロブスカイト設備導入事業の一次公募は令和8年6月25日から令和8年9月30日正午まで(第2回締切9月4日正午、最終締切9月30日正午)。Jグランツには同じ名称の登録が1件ありますが、それは環境省が執行団体を選ぶための公募で、受付は令和8年1月13日から2月5日までで終了しています。事業者がいま応募できる一次公募そのものは登録されていません(環境技術普及促進協会 ①ペロブスカイト設備導入事業)

2件目は、Jグランツだけを見て判断することの危うさをよく表しています。制度名でJグランツを検索すると受付の終わった登録がヒットするため、「もう締め切った制度だ」と読めてしまいますが、事業者が実際に応募する公募のほうは、いま開いています。国の補助金では、まず国が事務を担う執行団体を公募で選び、選ばれた執行団体があらためて事業者を公募する、という二段構えになっていることが多く、Jグランツに載るのが前半だけということが起こります。

この2件は当サイトが確認できた範囲の例であり、Jグランツに載っていない公募がこの2件だけだという意味ではありません。当サイトの一覧に出てこないことは、その分野の募集が無いことを意味しません。

あわせて確認すべき情報源

設備投資の計画を立てるときは、Jグランツと当サイトの一覧だけで判断せず、次の3つをあわせてご確認ください。

Jグランツのほかに確認する情報源
所管省庁の補助金ページ/経済産業省・資源エネルギー庁・環境省・国土交通省など。予算がついた段階の公募予告が最初に出るのは、たいていここです
執行団体の公式ページ/環境共創イニシアチブ(SII)、環境イノベーション情報機構、環境技術普及促進協会など。公募要領・締切・申請様式はここが正であり、Jグランツに登録がある制度でも最新の内容はこちらで確認するのが確実です
自治体の環境部局・産業振興部局/都道府県・市区町村の補助金には、国の制度と併用できるものがあります。Jグランツに登録している自治体もありますが、自庁のサイトだけで告知するものも多くあります

あわせて確認する

設備の分野ごとに補助率の分布や締切の時期をまとめたページとして、省エネ設備の補助金(補助率・締切時期の集計)があります。集計に使った語と、そこに含まれる余分な公募の内訳は、そのページに記載しています。

掲載内容は作成時点の情報であり、応募要件・締切は変更されることがあります。申請にあたっては必ず各公募元の公式ページでご確認ください。詳しくは免責事項をご覧ください。